REAPERのプラグインのキャッシュを手動で削除する

REAPERのFX一覧リストにアンインストールしたプラグインが表示されるときはプラグインのキャッシュファイルを手動で削除すると解決することが多いです。

 

プラグインのキャッシュファイルを手動で削除する手順

  1. option > Show REAPER resource path in explorer/finder をクリックして、REAPERのフォルダを表示します
  2. 一旦、REAPERを終了して閉じます
  3. REAPERフォルダの中の下記ファイルを削除します
    reaper-vstplugins_arm64.ini
    reaper-auplugins_arm64-bc.iniMacの場合はこれも削除します
    reaper-auplugins_arm64.iniMacの場合はこれも削除します
    reaper-clap-macos-aarch64.ini ←CLAP形式のキャッシュも残っている場合はこれも削除します
  4. REAPERを起動します
  5. プラグインのスキャンが始まり、キャッシュファイルが新しく生成されます

以上の手順でアンインストールしたプラグインはFXリストに表示されなくなります。

デベロッパー別の親フォルダのみがFXリストに残っている場合は削除して問題ないと思います。

REAPERの再生停止ボタンを押したときにプレイバックしている音が遅れて止まる問題を解決する設定

REAPERで音楽を編集しているときに、プロジェクトを再生して停止ボタンを押すと、再生バーが止まってから少し遅れて音声が止まる現象が気になっていました。

 

どうやら遅延のあるプラグインを使うと発生する現象のようで、プロジェクトで使っている遅延のあるプラグインの数が多いほど、停止ボタンを押した時に音声が止まるまでの遅れも大きくなるようです。

 

設定画面を確認してみたら、再生が止まったときにFXのバッファーをクリアするという項目があったのでそちらにチェックを入れたら停止ボタンを押したときに音声もスッと止まるようになりました。


赤枠の項目はデフォルトではチェックが外れているので、チェックを入れて設定を更新すると停止ボタンを押すと音声もすぐ止まるようになります。

 

Reaper で Hertz Drums を使うとき用に drum map を作りました

Reaper で Hertz Drums を使ってみました。

 

Hertz Drums の画面で表示されるMIDIノートとReaper 7.11のMIDIノートの音階が1オクターブずれていて面倒だったのでドラムマップを作りました。

※もしかするとmacOSだから、とか何かしらの環境依存でMIDIノートのオクターブがずれているかもしれません。

 

Reaper v7.11、Hertz Drums v1.3 White Pack の組み合わせで使用しています。

dropboxにReaperからエクスポートしたドラムマップのテキストファイルを公開しているのでダウンロードして読み込むと利用できると思います!

 

dropboxのドラムマップ.txtへのリンク

www.dropbox.com

Reaper のテーマを変更したら画面がだいぶ変わりました

少し前から Reaper を使い始めて、今のところ唯一気になっていた画面UIの見た目が微妙な問題・・・。

 

公式ドキュメントを見ていたらテーマを自作できるようだったので、不満があるなら自作するしかないか・・・と悩んでいたのですが、配布されているテーマの中からすごく良いデザインのものを見つけて早速テーマを適用してみました。

 

製作者の方に感謝です、本当にありがとうございます!

Reaperでオートメーションポイントの値を変更・確認するウィンドウを表示する方法

Reaperでオートメーションポイントの値を変更したり確認したりするウィンドウを表示するとき、オートメーションポイントを選択してマウスの右クリックメニューから表示していました。

でもこの手順が面倒になってきたのでショートカット一覧を調べたらちゃんと用意されていました。

 

Actions のウィンドウで 左上のFilterに add/edit を入力すると絞り込んで表示できます。

Envelope: Add/edit envelope point value at cursor に好きなキーを割り当てれば準備完了です。

ショートカットキーを押すと下記のウィンドウが表示されるようになります。右クリックメニューから選ぶよりも楽なので設定してよかったです。

 

ターミナルでコマンドを実行してmacOSのUSBインストーラーを作成する方法

Appleサポートページの「macOS の起動可能なインストーラを作成する」の手順を見てUSBインストーラーを作成しようとしたらターミナルにエラーが表示されて作成できなかったので正しい手順をメモしておきます。

 

まずは下記のAppleサポートページのリンクから作成したいバージョンのOSをダウンロードします。

support.apple.com

 

次に下記ページの「起動可能なインストーラを作成する」の手順の通りにUSBメモリをフォーマットしてターミナルでコマンドを実行します。

support.apple.com

 

通常はサポートページの手順通りに作成できるはずなのですが、今回 Mac OS Ventura のインストールUSBを作成しようとコマンドを実行したら下記エラーが表示されて作成できませんでした。

/Applications/Install macOS Ventura.app does not appear to be a valid OS installer application.

 

そのため、まずは利用可能なインストーラーの一覧を表示するコマンドをターミナルで実行します。

softwareupdate --list-full-installers

 

上記のコマンドを実行すると下記のようなリストが表示されるので自分がインストールしたいOSのバージョンを確認します。

Finding available software
Software Update found the following full installers:
* Title: macOS Sonoma, Version: 14.3.1, Size: 13073278KiB, Build: 23D60, Deferred: NO
* Title: macOS Sonoma, Version: 14.3, Size: 13073941KiB, Build: 23D56, Deferred: NO
* Title: macOS Sonoma, Version: 14.2.1, Size: 13066225KiB, Build: 23C71, Deferred: NO
* Title: macOS Sonoma, Version: 14.2, Size: 13066238KiB, Build: 23C64, Deferred: NO
* Title: macOS Sonoma, Version: 14.1.2, Size: 12604083KiB, Build: 23B92, Deferred: NO
* Title: macOS Sonoma, Version: 14.1.1, Size: 12604952KiB, Build: 23B81, Deferred: NO
* Title: macOS Ventura, Version: 13.6.3, Size: 11915962KiB, Build: 22G436, Deferred: NO
* Title: macOS Ventura, Version: 13.6.2, Size: 10226663KiB, Build: 22G320, Deferred: NO
* Title: macOS Ventura, Version: 13.6.1, Size: 11662168KiB, Build: 22G313, Deferred: NO
* Title: macOS Monterey, Version: 12.7.3, Size: 12109975KiB, Build: 21H1015, Deferred: NO
* Title: macOS Monterey, Version: 12.7.2, Size: 12116623KiB, Build: 21G1974, Deferred: NO
* Title: macOS Monterey, Version: 12.7.1, Size: 12110635KiB, Build: 21G920, Deferred: NO


今回は macOS Ventura 13.6.3 のUSBインストーラーを作りたかったので、下記コマンドを実行します。
※末尾の太字のところでOSのバージョンを指定します

softwareupdate --fetch-full-installer --full-installer-version 13.6.3

 

コマンドを実行するとしばらく時間がかかりますが下記のように表示されてUSBインストーラーが作成できる状態に準備が整います。

Scanning for 13.6.3 installer
Install finished successfully

 

最後にサポートページに記載がある通りのコマンドを実行すればUSBインストーラーが作成できます。(今回は macOS Ventura のUSBインストーラーを作りました)

sudo /Applications/Install\ macOS\ Ventura.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/MyVolume

 

DAWソフト REAPER 初期設定メモ 後半

REAPERの設定変更メモが長くなってきたので記事を分けました。後半です。

MIDI編集画面でマウスカーソル位置にMIDIノートを作成する

Filterにinsertと入力すると関連するショートカットキーを絞り込むことが出来ます。

マウスカーソル位置にMIDIノートを作成するショートカットはデフォルトではInsertキーが割り当てられています。

使いやすいキーをアサインしておくと便利です。

プラグインをインサートすると reaper_host_x86_64 が起動する問題の対処方法

Apple Silicon Macで REAPERをネイティブモード(Rosettaじゃないほう)で起動してトラックへプラグインをインサートしようとすると、reaper_host_x86_64というアプリが一瞬起動します。

環境設定でReWireを利用する設定にチェックが入っている場合にこのアプリが起動するので、ReWireが必要ない人はチェックを外しておきましょう。

REAPER 初期設定メモ 前半の記事はこちらのページです